「昨日は食べられたのに、今日は食べられない」
「せっかく食べたけど吐いてしまった」
そんな日が続くと、
正直どうしたらいいのかわからなくなりますよね。
うちの父の毎日が、まさにこれ。真っ只中なんです。
食べていたのに突然「気持ち悪い」と言って吐いてしまう。
この前は食べられたものが、今日はもうダメ。

「味が違う」
「昔は好きだったのに」
「なんでこんなに食べられないんだ」
そうやって落ち込む父を見ていると、
かわいそうでたまらない気持ちになります。
でもその一方で、
毎日ごはんを用意している側としては
「これもダメ、あれもダメ」
と言われ続けると、
正直、イライラしてきてしまう。

「食べないと弱っていくよ」
本当はプレッシャーをかけたくないのに、つい言ってしまって、後でドヨ~~ンと落ち込む私。
言ったところで食べられるわけじゃないのは、わかっちゃいるけどやめられないw
そんな毎日の救いになっているものが
少量で栄養がとれる高カロリーゼリー・アイスなどなど。
そんな毎日の救世主達を実際食べてみての感想を含めてご紹介します。
※それぞれ皆さんご病気があると思うので食事制限などある方は医師に相談してみてくださいね。
なぜ高齢者は急に食べられなくなるのか?
高齢者が食べられなくなるのは、珍しいことではありません。
主な原因はこのあたりです。
- 加齢による食欲低下
- 味覚の変化(味が違って感じる)
- 消化機能の低下
- 逆流性食道炎の影響
- 薬の影響
- 病気(腎臓・がんなど)
- 気持ちの落ち込み
つまり
「食べない」のではなく「食べられない」状態
なんです。
無理に食べさせようとすると逆効果になる
家族としては

「少しでも食べてほしい」
と思ってしまうんですよね。
でも、私のようにプレッシャーを与えると逆効果。
食べろと言われる→食事がストレスになる→余計に食べられなくなる
この流れになると、
どんどん食べること自体が苦痛になってしまいます。
実際うちの父も食事中によく吐いてしまったり、食べられないと嘆いたりしています。
ここで家族として切り替えが必要になります!
「食べろ!食べろ!」と思っていると自分も親も苦しくなってしまうので

「食べられるものを食べたらいいさ~」
「一食くらい食べなくたってこのゼリー少しでも食べとけば大丈夫。大丈夫」
という気持ちに切り替えること
うちの父は腎臓病なので、最初は腎臓食の本を買ってきて、割と細かくやろうとしていましたが、食が細くなり計算通りに栄養を摂取するのが難しくなりました。
考えてやっているのに食べない父にイライラしてしまうこともありました。
そこで、父が劇的に食べられるようになることはないなと諦め、
お惣菜・宅配食・栄養食品などなどを使ってみることにして気持ちが楽になりました。
食べられない時の救世主「高カロリー補助食品」
食事が難しい時に助けられたのが
少量でしっかり栄養がとれる食品
でした。
「食べる量を増やす」のではなく
「少量でも栄養をとる」
この考えに変わっただけで、かなり楽になりました。
腎臓が悪い父でも食べられた ハウス食品エネルギーゼリー
我が家でよく父が食べているのがこれです。

父は腎臓が悪く、タンパク質制限があるのですが、
このゼリーはそういった方でも使いやすいタンパク質なし、高カロリー、おまけに食物繊維入りになっています。
タンパク質をほどほど食べられている時は、朝・夕の最後にデザートとして出しています。
実際に食べてみると
- ほぼフルーツゼリー
- 違和感がない
- 味の種類が豊富
- 透明でするっと食べられる。
という感じで、
父も拒否せず食べてくれました。
「栄養補助食品っぽさが少ない」
これがかなり大きいです。
私が注文しているのは楽天ですが、味をミックスして色々な味をいれてくれているので飽きずに続けられて助かっています。
これはかなりオススメ メイバランスアイス
メイバランスっていう栄養補助飲料はご存じの方も多いはず。
薬局でも売っていて手に取りやすいですよね。
そのメイバランスにアイスがあるのはご存じですか?
ケアマネや介護職の中でも意外と皆知らないんですが。
これはかなりおススメです。
- アイスとして食べられる
- 栄養補助とバレにくい
- 食欲がなくても入りやすい
うちの父が以前、抗がん剤治療をしている時に、全然食べられなくなってしまい買ってみたのがメイバランスのアイスでした。
食欲なくても冷たいアイスなら食べられる高齢者は多く、看取り時も普通のアイスを皆さんお楽しみ程度に召し上がる方も多いです。
うちの父も
「アイスなら食べる」
という感じで、自然に食べてくれました。
ケアマネとして担当している抗がん剤治療中の方にもおすすめしたところ
「これなら食べられる。」
ととっても好評でした。
救世主的存在です。
味に飽きる人にはこれ ネスレ アイソカルゼリー
味の種類が多い(フルーツばかりでなく、甘くない豆腐味などもある!)
- ハイカロリータイプ(150kcal/66g)ともっとハイカロリータイプ(200kcal/50g)の二種類がある
- 飽きにくい
- タンパク質・脂質・炭水化物が摂取できる。
- 素早くエネルギーに変わる油MCT(中佐脂肪酸油)配合
こちらもうちの父が食べています。
栄養がとれていないなって思った時は、ハウスのゼリーではなく、こちらを食べてもらっています。
ハウスのゼリーはさらっとしていますが、こちらは栄養素が多い分なのかコクがある感じでムースっぽい感じです。
フルーツ系だけでなく、豆腐・あずき・レアチーズ黒ゴマ・きなこなどのバラエティーにとんだ品揃えになっています。
甘いものが無理な方へ
補助食品はどうしても
甘いものが多いです。
甘いのが苦手な場合は
- 茶碗蒸しタイプ
- おかず系
- しょっぱい系食品
も検討してみてください。
「甘いから無理」で諦める必要はありません。
最近では色々なものがでています。
エンシュアについて
ここまでは、市販のものの紹介でしたが
エンシュア栄養素

病院で処方されるものもあります。

エンシュア
- 栄養はかなりしっかり
- 医療現場でも使用
ただ…
とにかく甘いです。
缶を開けた時の香りだけでも「あま~~い!!」(こんなこと言っていた芸人さんがよぎりますw)
介護中のご家族の中で「このままでは飲んでくれないので」と以下のような工夫をしている方もいらっしゃいました。
- 凍らせる
- 温める
- ゼリー状にする(ババロア風)
※栄養の変化は不明なので自己責任でお願いします。
本当に、みんな工夫して乗り切っています。
どうにか食べてほしいと必死ですよね
まとめ|「食べられない」は頑張り不足じゃない
食べられない本人もつらいし、
見ている家族もつらいです。
「なんで食べてくれないの」
そう思ってしまう日もあります。
でも実際は
食べないのではなく、食べられない
状態なんですよね。
だからこそ
無理に食べさせるのではなく
「食べられそうなものを食べてもらえばOK!」
そういう気持ちでいること。
どれを選べばいい?(比較表)
| 商品 | 食べやすさ | 甘さ | 特徴 |
| ハウス食品ゼリー | ◎ | 控えめ | 腎臓配慮・カロリー摂取に特化 |
| メイバランスアイス | ◎ | 甘い | 栄養バランス・食べやすさgood!! |
| ネスレゼリー | ○ | 甘い | 種類豊富・試しやすい |
| エンシュア(処方) | △ | 劇甘 | 処方されるものだけあって栄養はばっちり ただ、あま~~い!! |
「最近、食事量が減ってきたな」
「このままだと心配」
と感じているなら
こういった補助食品を
“保険として用意しておく”
だけでも安心感が違います。
全部完璧なんて、とてもじゃないけど出来ません!!
食べられるものを、食べられる形で。
それだけで十分です。
ご病気があり食べて良いか心配な方は、医師に確認してみてくださいね。




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