こんにちは。現役ケアマネのかいごんです。
認知症・高次機能障害の父の介護をしています。
介護のプロのはずが親の介護となると難しく。
前回の「家に帰ったら雨戸のレールに白いペンキを塗っていた話」の続編です。
父との言い合い(ケアマネかいごん機能せずw)
仕事が休みの日曜日
本日は、弱々系じいさん。
ふらふらしてるかいごん父がやってきた。

茶色のペンキ買ってきてくれ

茶色って言っても色々あるから、わからないよ
(買ったら家中に塗り始めて止められなくなりそうで嫌だ)

分からないことないだろ!茶色だよ!

茶色も色々あるの。
(アンミカさんだって言ってるだろ。、、、あれは、茶色じゃないか)

茶色だよ!

(本音はペンキをあたえて家中塗られたくないかいごん。どうやって回避しようか考えるが良い案がでない・・・。)
私にはわかりません!

分からないことないだろ!茶色だよ!なんで分からないんだ!(怒ってきた)

わからないもんは、分からないの!!
(回避する良い案もでないし、しつこさについ、つられて怒る)

もういい!俺が行く!車貸せ!だいたい勝手に俺の車売りやがって!
(完全に目つきが変わってスイッチが入ってしまいました。)

(ふらふらしながら歩き始める)

そんなにふらふらしてるのに、行けないでしょ!今日は、日曜で混んでるから連れて行けない。
(正論で突破できるか?試してみる)

俺が1人で行くからいいんだよ!
お前について来いなんて言ってない!
(正論通じず。興奮してきて止められない)

行けるわけないでしょ!!もう今日はお願いだから寝てて
(止まらない事に、真っ向勝負。)

なんで行けるに決まってるだろ!
(真っ向勝負に真っ向勝負)

もう、やめてよ!今度でいいでしょ!
(疲れてきて、専門職モードは消え去り、一人の娘としての戦いに)

今度今度って、またごまかして行かないんだろ!

(ばれてるw)
休みの日行くから!
(頼む忘れていてくれ、、、無理か。)
とりあえず引き下がるかいごん父。
ホームセンターに嬉しそうな父
後日、結局、ペンキについては忘れてくれずホームセンターに車で連れて行きました。
車中ウキウキのかいごん父。

俺はこのくらいの距離だったら歩けるんだよ

(イライラがでてしまい)じゃあ、歩けば

いいよ。歩くよ〜(車が走ってるのに本気でドアを開けようとする)
会話のキャッチボールは割とできるから、他人様には問題ないように見えてしまうが
やはり脳血管性認知症と高次機能障害の影響は残っている、かいごん父。
止められなくなっちゃうんだよね。
だから、興奮させないような関わりが必要なんだけど・・・。
ついね。
真っ向勝負で挑んでしまうw
華麗にスルーが利用者さんならできるし、なんなら話を合わせて気分よく過ごしてもらえるように
「このくらい歩ける」って言われたら
「そうだね。天気も良いし。歩いて行っても良かったかもね」なんて事を言っていたと思う。
いや~。親の介護の難しさよ。これが。
ホームセンターについてからはウキウキで。
ホームセンターまで来たら私の諦めもつき
家がどんな色にペンキで染まろうと「まあいっか。」と腹がきまったから
ゆっくり父の見たいものに付き合うことができました。
「興奮すると止められなくなる」という自覚
落ち着いて寄り添う私に父がぼそっと言った

今日は空いてて良いな。混んでたら大変だな

良かったでしょ。この前の日曜に来たら混んでて大変だったよ

そうだな。すみません。なんか行くって思ったら止められなくなっちゃうんだよな。
そっか。止められなくなってるって自覚もあるんだな。
元々の性格もあってのことなんだけど。
そっかあ。
理屈とか周りの状況とか判断できなくなっちゃってるんだな。
なんだか切なくなりました。
やっぱり思う。介護者の健康が第一だと思う。
家に帰った後は、たくさん歩いたから足も余計にふらふらしてる。

今日は塗らなくていいや
満足して昼寝をするかいごん父。
我が家がアートスティックな家に塗り替えられる日はいつになるやら。
今回は、私も興奮させてしまったなと反省した訳だけど
きっと、またこれを繰り返すと思う。
仕事では利用者本位・利用者中心に考えることをしてきたけど
家族の生活もまた、大切。
私はやっぱり思う。
介護者の健康第一だと
自分が心身ともに健康でないと、優しくなんてなれない。
介護者の健康第一。やっぱり大事だと思う
お読み頂きありがとうございました。





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